

介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
看護師として救命救急センターで働いていた時、一番好きだったケアが「髪を洗うこと」でした。ICUで寝たきりの患者さんの髪を洗うと表情が和らぎ、それを見たご家族も喜んでくださいました。美容や身なりを整えることで、その場が明るくなる瞬間をたくさん経験しました。その時、「これこそが自分が一番やりたいことだ」と気づき、介護美容の道を選びました。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
40代から厚い爪に悩んでいた100歳近い方のフットケアを担当した時のことです。その方は人前で靴下を脱ぐことが嫌で足が痛くても病院で診てもらうことなく、我慢して生きてこられました。施術を受け、きれいな爪の状態に戻った際、「半世紀の悩みがなくなった!」と笑顔でおっしゃってくださいました。その後、病院の先生にも足を見せられるようになり、今まで行けなかった足湯のレクリエーションにも参加されるようになったことを施設スタッフの方に伺い、心の底から嬉しさとやりがいを感じました。

うまくいかなかったことはありますか?
「自分で仕事を作り出すこと」が一番難しかったです。三重から大阪に出てきた翌日に開業しましたが、看護師以外の経験も知り合いもなく、すべてが手探りの状態でスタートしました。まずは名刺とチラシを持って、自転車で飛び込み営業を始めました。土地勘がなかったので
インターホンを鳴らして、という生活を2ヶ月続けました。やはり飛び込み営業では、お話を聞いていただけず、名刺とチラシだけ置いて帰ることも少なくありませんでした。それでもアドバイスをいただいたり、自分なりに改善を繰り返したりして、少しずつ形にしていきました。うまくいかないことだらけでしたが、その一つ一つに対して、どうすればうまくいかくを考え常に楽しみながら挑戦していました。

仕事の中で工夫していることはありますか?
3つの笑顔を作ることです。「施術を受けていただくお客様とご家族、施設スタッフの方々、そして私自身や仲間が笑顔になる」この仕事はそのすべてが実現できる素晴らしいものだと思っています。この3つの笑顔を基盤として施術も営業もしています。

これからの展望をお聞かせください。
より多くの方に介護美容を知っていただき、体験してもらいたいです。そして、一人でも多くの方に笑顔と幸せを届けたいと思っています。そのためには、仲間と活動の場を増やし、介護美容の輪を広げていきたいです。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
自分が成長することで幸せになっていただけるお客様がどんどん増えていくことを実感しています。最初は不安なこともあると思いますが、成長すればするほど笑顔にできるお客様は増えていくと思うので、一緒に頑張っていきましょう。


介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
看護師として救命救急センターで働いていた時、一番好きだったケアが「髪を洗うこと」でした。ICUで寝たきりの患者さんの髪を洗うと表情が和らぎ、それを見たご家族も喜んでくださいました。美容や身なりを整えることで、その場が明るくなる瞬間をたくさん経験しました。その時、「これこそが自分が一番やりたいことだ」と気づき、介護美容の道を選びました。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
40代から厚い爪に悩んでいた100歳近い方のフットケアを担当した時のことです。その方は人前で靴下を脱ぐことが嫌で足が痛くても病院で診てもらうことなく、我慢して生きてこられました。施術を受け、きれいな爪の状態に戻った際、「半世紀の悩みがなくなった!」と笑顔でおっしゃってくださいました。その後、病院の先生にも足を見せられるようになり、今まで行けなかった足湯のレクリエーションにも参加されるようになったことを施設スタッフの方に伺い、心の底から嬉しさとやりがいを感じました。

うまくいかなかったことはありますか?
「自分で仕事を作り出すこと」が一番難しかったです。三重から大阪に出てきた翌日に開業しましたが、看護師以外の経験も知り合いもなく、すべてが手探りの状態でスタートしました。まずは名刺とチラシを持って、自転車で飛び込み営業を始めました。土地勘がなかったのでインターホンを鳴らして、という生活を2ヶ月続けました。やはり飛び込み営業では、お話を聞いていただけず、名刺とチラシだけ置いて帰ることも少なくありませんでした。それでもアドバイスをいただいたり、自分なりに改善を繰り返したりして、少しずつ形にしていきました。うまくいかないことだらけでしたが、その一つ一つに対して、どうすればうまくいかくを考え常に楽しみながら挑戦していました。

仕事の中で工夫していることはありますか?
3つの笑顔を作ることです。「施術を受けていただくお客様とご家族、施設スタッフの方々、そして私自身や仲間が笑顔になる」この仕事はそのすべてが実現できる素晴らしいものだと思っています。この3つの笑顔を基盤として施術も営業もしています。

これからの展望をお聞かせください。
より多くの方に介護美容を知っていただき、体験してもらいたいです。そして、一人でも多くの方に笑顔と幸せを届けたいと思っています。そのためには、仲間と活動の場を増やし、介護美容の輪を広げていきたいです。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
自分が成長することで幸せになっていただけるお客様がどんどん増えていくことを実感しています。最初は不安なこともあると思いますが、成長すればするほど笑顔にできるお客様は増えていくと思うので、一緒に頑張っていきましょう。

介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
会社員をしながら自宅でネイルサロンをしているのですが、ネイルの仕事の幅を広げたいと思ったことがきっかけです。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
ご主人様が奥様にプレゼントで介護美容を贈られたことがありました。ご主人様よりエステ、ネイル、メイクのフルコースを奥様にお願いしたいとのご依頼を受けご提供したところ、本当に喜んでくださり「次はいつ来てくれるの?」とおっしゃっていただけました。しかし再訪問が叶うことはありませんでした。とても悲しい経験でしたが、ご主人様より「最後に介護美容がプレゼントできて本当によかった。」とおっしゃっていただくことができ、その時に撮影をした写真を遺影として使ってくださいました。施設に訪問する際は施設の方も一緒に楽しんでくださるので、皆さんを巻き込みながら笑顔の輪が作れることも嬉しいです。介護美容はサービスを受けられるご本人だけではなく、そのご家族や施設の方をも巻き込む力があり、みんなを笑顔にします。そこに介護美容の意義を感じています。

うまくいかなかったことはありますか?
今思うと全部いい経験なのですが、学び始めた時は周りが気になって「みんなと同じようにしないと」という気持ちから辛くなったことがあります。「周りと自分の目標は違うのだから、自分のゴールに向かって必要なことをすればいいんだ」と切り替えてからは楽になりました。

仕事の中で工夫していることはありますか?
想像力を働かせることが大切だと思います。ご利用者様には寝たきりの方や、コミュニケーションが取りにくい方もいらっしゃいます。相手の気持ちに立って、体勢を気にかけたり、お声がけの仕方を考えたりするようにしています。逆にやりすぎることはよくないので、ご自身でされることと私がお手伝いすることとの区別をするようにしています。想像力は準備の段階でも大切です。ご利用者様の状態によって準備物が異なるのでその日サービスをご提供する方を想像しながら準備をしています。

これからの展望をお聞かせください。
私は副業として介護美容の仕事をしています。この仕事がすごく好きで、他の仕事では得られない達成感や幸福感を得ています。私の場合は本業にしてしまうと義務に感じてしまうので、これからもライフワークとして介護美容の仕事を長く続けていきたいと思っています。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
今まで営業や事務の仕事をしてきましたが、そこで感じられなかった達成感や充足感が介護美容で得られています。人によって本業や副業、私のようにライフワークとしてやっていきたい方がいらっしゃると思います。自分の目標に合わせて取り組めるお仕事ですので、人と比べず自分のゴールを明確に持ってチャレンジしてほしいと思います。



介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
私が中学生の時、認知症の祖母を母が介護していました。介護は過酷なものだと思っていましたが、母は楽しくなるように努めていました。私はその様子を見て、心の持ちようで介護の向き合い方が変わることを実感しました。自分が就職する頃、介護の道へ進むことも考えましたが、「接客業で人をきれいにする仕事に就きたい」という思いから化粧品会社に入社しました。化粧品販売の仕事をしていたのですが、お客様の中には高齢の方もいらっしゃり、「私なんて…」という言葉を耳にすることがありました。すごくもったいないと感じましたが、その言葉は本心ではないのではと思い、お化粧できれいになるご提案をしました。そうするとすごく嬉しそうな表情に変わり、素敵な笑顔が見られるようになりました。「きれいになって嬉しい」という言葉を聞くと私も嬉しくなり、活力が湧きました。しかし、その後大病を患い、今後の生き方や仕事について考え直すようになりました。触れることやお声掛けをすることで、お客様が変わられる仕事をしたいと思い介護美容を始めることにしました。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
体が不自由になりネイルができなくなった方より「またネイルをしてもらえる機会ができて嬉しい」と言っていただけたことが嬉しかったです。ご提供したケアを通じて笑顔が見られるのも嬉しいですし、サービスを提供している方だけではなく、周りの方へも影響が及び皆さんの身なりがきれいになっていく様子を見ると、ご訪問してよかったと感じます。

うまくいかなかったことはありますか?
初めて仕事をいただいたのが訪問介護ステーションだったのですが、求められる介護美容と自分がご提供したい介護美容とに認識のズレがあり、そのすり合わせが難しかったです。介護美容と言っても提供する施設形態や場所が変われば内容も変わるので、現在は求められるニーズに応えられるよう対応をしています。

仕事の中で工夫していることはありますか?
サービス提供時の所作や空間演出を工夫するようにしています。施設の方も見てくださいますし、まだ介護美容を導入されていない他のご利用者様にも「私もしてもらいたい」と言っていただけるよう気を配っています。

これからの展望をお聞かせください。
ケア美容が心のケアや気持ちの変化に繋がることを多くの方に伝えていきたいです。また、足でお困りの高齢者の方が多いのでフットケア中心のプランを強化していきたいと考えています。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
資格がないことや、介護に関わったことがないことを不安に感じている方もいらっしゃると思いますが、一歩踏み出す勇気が大切です。自分にしかできない介護美容とは何かを考え、それを目指して学ぶことで自信に繋がります。一緒に介護美容を広げていきましょう。

介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
以前百貨店のメイクサロンで働いていた時、年配のお客様が多くいらっしゃいました。その年配のお客様の中には自分の姿を見て目を輝かせて帰られる方がいらっしゃり、その姿がとても印象的でした。この経験から美容が人に自信と喜びを与える力を持っていることを実感しました。その後、夜遅くなる百貨店勤務から、子供ができたのをきっかけに写真館で働くことにしました。そこでも、お化粧をされることで喜ばれるお客様の姿を見て、美容の仕事にさらに魅力を感じるようになりました。写真館に来られる方だけではなく、来ることができない方にも美容を提供したいという気持ちが芽生え、やがて介護美容の世界へと繋がりました。当初は漠然と「きれいにして、写真を撮り、喜んでもらえたら」と思っていましたが、今ではその想いを少しずつ形にしていっています。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
定期的に訪問している施設でのことです。その施設には意思疎通が難しい方や認知症の方もいらっしゃいますが、訪問を重ねるうちにお顔を覚えてくださり、ネイルの色を「今日はピンクがいい」と伝えてくださったり、「いいねぇ」と一言声をかけてくださったりすることが増えてきました。毎回「はじめまして」とおっしゃる認知症の方も施術の場所に来られると「ここに来ると何かいいことこがある」と感じてくださり、とても嬉しく思っています。こうした喜びや安心感をお届けできるのは、定期的に通わせていただくことで信頼関係ができてきたのではないかと感じています。

うまくいかなかったことはありますか?
営業活動が難しいです。介護士さんが集まる場で介護美容を紹介したのですが、あまり知られていないため、興味を持っていただくのが大変でした。また、大きな施設では現場の方々の興味が上層部に届きにくいという現状もありました。この壁をどう乗り越えるかは、今も課題の一つです。

仕事の中で工夫していることはありますか?
アロマを取り入れています。毎回同じ香りを使用することで、香りの記憶を残していただき安心感を与えるようにしています。認知症の方も「初めてのつもりだったけど前も来たよね」と思い出していただけることがあり、香りの力を活用しています。

これからの展望をお聞かせください。
お客様をきれいにして喜んでいただくことはもちろん、ご家族にも喜びを共有していきたいと思っています。将来的には、家族写真を残すお手伝いをしていきたいと思っています。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
「ありがとう」と言われる現場は、心揺さぶられる感動的な瞬間が多いです。もちろん課題や考えるべきことはたくさんありますが、その先には、お客様が喜んでくださる姿を見るやりがいや、自分にしかできない価値を実感することができます。ぜひ一緒に頑張りましょう!



介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
介護福祉士として働く中で、ご利用者様から「ごめんね」という言葉を何度も聞く日々が続きました。業務の忙しさから、ご希望に沿う時間を十分に取られず、心苦しさを感じていました。特別養護老人ホームでの毎日は、生活を支える業務の繰り返しで、何のためのサポートか分からず葛藤の毎日でした。そんな時、ご利用者様に口紅をぬる機会があり、その時の笑顔を見て「生活に花のある人生を提供したい」という想いになり、介護美容をやっていこうと思いました。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
笑顔で「ありがとう」と言っていただけることが一番嬉しいです。介護現場では「ごめんね」という言葉をいただくことが多く、その言葉に悲しさを覚えていました。しかし、介護美容を通じてご利用者様が「ありがとう」と言ってくださる喜びは格別です。施術後のご利用者様が見せてくれる笑顔と感謝の言葉は私自身の心を満たし、やりがいを感じさせてくれます。

うまくいかなかったことはありますか?
認知症の方の場合、その場では喜んでいただけても、私たちが退出後にネイルをしたことを忘れられ、「これ何?」と疑問を持たれることがありました。その結果、職員の方にご負担をかけてしまったこともあり、ご利用者様の状況をより深く理解する必要があると感じました。また、営業活動でも苦労しています。自分の想いを伝えることばかり
に集中してしまい、施設側に何も響かなかったことも多々あります。施設にとってのメリットを丁寧に伝える努力を続けています。

仕事の中で工夫していることはありますか?
ご利用者様だけではなく、ご家族や施設の方にも喜んでいただけるように、ビフォーアフターのお写真を共有しています。そのお写真を見て、ご家族様が感動してくださる姿は本当に嬉しい瞬間です。また、施術においては職員の方の手間を増やさないように心がけています。私自身、介護福祉士として働いていた経験があるので、現場の負担を軽減できるよう努めています。

これからの展望をお聞かせください。
介護美容をより多くの方に知っていただくことが、私の大きな目標です。まだ多くの方が介護美容をご存知ありません。「ただの美容」と捉えられることも少なくないのですが、その価値をもっと広めたいと考えています。将来的には、介護美容の仕事に就きたい方々に介護美容の仕事を提供し、一緒にこの活動を広げていけたらと思っています。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
「自分には無理かもしれない」と思うことがあるかもしません。それでも一歩踏み出してみてください。動き続ければ、周りが少しずつ変わり始めます。そして、支えてくれる人が必ず現れます。私自身、介護美容を通じてたくさんの「ありがとう」に出会い、その喜びを糧に進んでいます。一緒に介護美容を広め、たくさんの笑顔を届けていきましょう。


介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
介護福祉士として働く中で、ご利用者様から「ごめんね」という言葉を何度も聞く日々が続きました。業務の忙しさから、ご希望に沿う時間を十分に取られず、心苦しさを感じていました。特別養護老人ホームでの毎日は、生活を支える業務の繰り返しで、何のためのサポートか分からず葛藤の毎日でした。そんな時、ご利用者様に口紅をぬる機会があり、その時の笑顔を見て「生活に花のある人生を提供したい」という想いになり、介護美容をやっていこうと思いました。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
笑顔で「ありがとう」と言っていただけることが一番嬉しいです。介護現場では「ごめんね」という言葉をいただくことが多く、その言葉に悲しさを覚えていました。しかし、介護美容を通じてご利用者様が「ありがとう」と言ってくださる喜びは格別です。施術後のご利用者様が見せてくれる笑顔と感謝の言葉は私自身の心を満たし、やりがいを感じさせてくれます。

うまくいかなかったことはありますか?
認知症の方の場合、その場では喜んでいただけても、私たちが退出後にネイルをしたことを忘れられ、「これ何?」と疑問を持たれることがありました。その結果、職員の方にご負担をかけてしまったこともあり、ご利用者様の状況をより深く理解する必要があると感じました。また、営業活動でも苦労しています。自分の想いを伝えることばかりに集中してしまい、施設側に何も響かなかったことも多々あります。施設にとってのメリットを丁寧に伝える努力を続けています。

仕事の中で工夫していることはありますか?
ご利用者様だけではなく、ご家族や施設の方にも喜んでいただけるように、ビフォーアフターのお写真を共有しています。そのお写真を見て、ご家族様が感動してくださる姿は本当に嬉しい瞬間です。また、施術においては職員の方の手間を増やさないように心がけています。私自身、介護福祉士として働いていた経験があるので、現場の負担を軽減できるよう努めています。

これからの展望をお聞かせください。
介護美容をより多くの方に知っていただくことが、私の大きな目標です。まだ多くの方が介護美容をご存知ありません。「ただの美容」と捉えられることも少なくないのですが、その価値をもっと広めたいと考えています。将来的には、介護美容の仕事に就きたい方々に介護美容の仕事を提供し、一緒にこの活動を広げていけたらと思っています。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
「自分には無理かもしれない」と思うことがあるかもしません。それでも一歩踏み出してみてください。動き続ければ、周りが少しずつ変わり始めます。そして、支えてくれる人が必ず現れます。私自身、介護美容を通じてたくさんの「ありがとう」に出会い、その喜びを糧に進んでいます。一緒に介護美容を広め、たくさんの笑顔を届けていきましょう。

介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
学生の頃、介護施設へ実習に行った際、入所されているご利用者様がメイクをしない事にすごく疑問を感じ、卒業論文にメイクについて書いたという過去がありました。就職、結婚、出産を経験し、子供の手が離れてきた時に生きる意味を考え始めました。高齢になってもメイクやネイルで心から元気になってもらい、最期まで自分らしい人生を送る人が増えてほしいと思い、そんな仕事をしたいと思ったのがきっかけです。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
ご利用者様の亡くなられたご主人のお誕生日に、ちょうどネイル施術をさせていただく機会がありました。その際、「今まで、早く主人のいる天国へ行きたいと思っていたけど、あなたに会えてからもう少し好きな事をして生きるのもいいなぁと思うようになりました。」と言っていただけたことが一番嬉しかったです。

うまくいかなかったことはありますか?
デイサービスでネイルカラー施術をしている際、他のご利用者様から「そんな、赤いの塗って!指から血が出てるみたいやからやめたって!」と言われたことがありました。その方に対する声掛けに悩んだ事と、施術を受けている方にも「もうええよ…やめよか」と言われてしまい、とても困った事がありました。
その時、たまたま側にいたスタッフの方が「気にしないで続けて!ヤキモチだから。」と言ってくださり、なんとかその場を落ち着かせてくださいました。

仕事の中で工夫していることはありますか?
できるだけお客様の意見や想いを引き出せるような質問や会話をするよう心がけています。そして、100%でなくても、100%に近付けられるように、お客様と一緒にベストを考えながら対応させていただくようにしています。

これからの展望をお聞かせください。
現在取り組んでいる、ネイルや整容をしてから福祉タクシーでお出かけするという、介護美容と福祉タクシーをトータルケアサービスとして提供していきたいです。それともう少しフットケアにも力を入れていきたいと思っています。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
この仕事は、介護美容を受けられるご本人はもちろん、その方の周りにいらっしゃるご家族や施設スタッフさんまでも笑顔にする力があると思っています。そして、何より施術している自分も嬉しい気持ちになって、みんなが元気になります。


介護美容をしようと思ったきっかけは何ですか?
学生の頃、介護施設へ実習に行った際、入所されているご利用者様がメイクをしない事にすごく疑問を感じ、卒業論文にメイクについて書いたという過去がありました。就職、結婚、出産を経験し、子供の手が離れてきた時に生きる意味を考え始めました。高齢になってもメイクやネイルで心から元気になってもらい、最期まで自分らしい人生を送る人が増えてほしいと思い、そんな仕事をしたいと思ったのがきっかけです。

介護美容の仕事で一番嬉しかったことは何ですか?
ご利用者様の亡くなられたご主人のお誕生日に、ちょうどネイル施術をさせていただく機会がありました。その際、「今まで、早く主人のいる天国へ行きたいと思っていたけど、あなたに会えてからもう少し好きな事をして生きるのもいいなぁと思うようになりました。」と言っていただけたことが一番嬉しかったです。

うまくいかなかったことはありますか?
デイサービスでネイルカラー施術をしている際、他のご利用者様から「そんな、赤いの塗って!指から血が出てるみたいやからやめたって!」と言われたことがありました。その方に対する声掛けに悩んだ事と、施術を受けている方にも「もうええよ…やめよか」と言われてしまい、とても困った事がありました。その時、たまたま側にいたスタッフの方が「気にしないで続けて!ヤキモチだから。」と言ってくださり、なんとかその場を落ち着かせてくださいました。

これからの展望をお聞かせください。
現在取り組んでいる、ネイルや整容をしてから福祉タクシーでお出かけするという、介護美容と福祉タクシーをトータルケアサービスとして提供していきたいです。それともう少しフットケアにも力を入れていきたいと思っています。

仕事の中で工夫していることはありますか?
できるだけお客様の意見や想いを引き出せるような質問や会話をするよう心がけています。そして、100%でなくても、100%に近付けられるように、お客様と一緒にベストを考えながら対応させていただくようにしています。

これから介護美容を始める方へのメッセージをお願いします。
この仕事は、介護美容を受けられるご本人はもちろん、その方の周りにいらっしゃるご家族や施設スタッフさんまでも笑顔にする力があると思っています。そして、何より施術している自分も嬉しい気持ちになって、みんなが元気になります。




介護美容を導入しようと思ったきっかけは何ですか?
青木様 前任の施設長から紹介されたのがきっかけです。新しい施設ということもあり、導入してみようということになりました。

介護美容を導入されたご感想はいかがですか?
青木様 私は20歳から介護の仕事をしてきましたが、施設に入居されている方々は美容に関心があっても、施設としてはそこまで対応できていませんでした。介護美容を導入したことで、女性の入居者様が非常に喜ばれ、生きがいにも繋がっています。爪や下肢のケアを楽しみにされている方も多く、「次のケアを待ち望む」気持ちを生み出せたのは、とても大きな成果だと思います。
北本様 最初は利用される方が少なかったのですが、徐々に増えてきました。利用者様が喜ばれる姿を見て、他の方も「私もやってみたい」と希望されるようになったことが印象的です。アセスメントシートを定期的に作っていただき、ご家族に郵送していただいているのですが、ご家族からも喜びの声が届いています。また、爪や浮腫みが良くなるだけでなく、短い時間の施術でも入居者様にとって新しい楽しみや生活の中のスパイスのような時間が提供できていることは、非常に価値があると感じています。

介護美容を導入される前と現在とで、
ご利用者様、ご家族様、施設職員様に何か変化はありましたか?
青木様 導入前は時間を持て余していた方も、介護美容を楽しみに待たれるようになりました。爪や下肢が改善されただけではなく、生きがいを見つけられた方も多いです。楽しみにして待つということで、
来週までまた頑張ろうと思ってもらえることは、非常にありがたいですし、利用者様にとって大きな変化です。ご家族様からも、「導入して良かった」と好評をいただいています。最初は不安を持つご家族もいらっしゃいましたが、実際ご自身のご両親のケアを受けられた結果やアセスメントシートをご覧になり、他の施設ではあまり導入されていないサービスであることや、ご両親の表情の変化を感じられ、ご満足いただいています。
北本様 施設内での職員の意識も変わりました。定期的に行う委員会があるのですが、そこで利用者様全員のアセスメントをしました。職員の中でも足の爪や浮腫み、乾燥に関心を持つ職員が増えてきました。職員自身が「この方にはケアが必要だ」と主体的に動けるようになり、ご家族に状況説明をして導入するケースもあります。導入当初は5~6名だった利用者様が、今では47名にまで広がり、施設の半数以上がサービスを受けています。
青木様 特に印象的なのは、一人の男性職員が熱心に取り組むようになったことです。足のトラブルに気づいて施術者に伝えるなど、自発的に行動をするようになりました。介護美容が導入される前にその職員がそこまで意識があったかというとそうではありませんでした。導入されるようになってから彼もそこに気づき、施術者と係る中で、職員自身も成長し、施設全体の向上にも繋がっています。
施設内で美容ケアを行うことは、利用者様の「生きがい」を支え、ご家族様の安心感を高めるだけでなく、職員の意識改善や施設全体の質向上にも寄与しています。特養のような環境で足のケアや美容施術を提供することはまだ珍しいですが、こうした取り組みが「人としての楽しみ」を支える大切な役割を果たしていると実感しています。


介護美容を導入しようと思ったきっかけは何ですか?
青木様 前任の施設長から紹介されたのがきっかけです。新しい施設ということもあり、導入してみようということになりました。

介護美容を導入されたご感想はいかがですか?
青木様 私は20歳から介護の仕事をしてきましたが、施設に入居されている方々は美容に関心があっても、施設としてはそこまで対応できていませんでした。介護美容を導入したことで、女性の入居者様が非常に喜ばれ、生きがいにも繋がっています。爪や下肢のケアを楽しみにされている方も多く、「次のケアを待ち望む」気持ちを生み出せたのは、とても大きな成果だと思います。
北本様 最初は利用される方が少なかったのですが、徐々に増えてきました。利用者様が喜ばれる姿を見て、他の方も「私もやってみたい」と希望されるようになったことが印象的です。アセスメントシートを定期的に作っていただき、ご家族に郵送していただいているのですが、ご家族からも喜びの声が届いています。また、爪や浮腫みが良くなるだけでなく、短い時間の施術でも入居者様にとって新しい楽しみや生活の中のスパイスのような時間が提供できていることは、非常に価値があると感じています。

介護美容を導入される前と現在とで、
ご利用者様、ご家族様、施設職員様に何か変化はありましたか?
青木様 導入前は時間を持て余していた方も、介護美容を楽しみに待たれるようになりました。爪や下肢が改善されただけではなく、生きがいを見つけられた方も多いです。楽しみにして待つということで、来週までまた頑張ろうと思ってもらえることは、非常にありがたいですし、利用者様にとって大きな変化です。ご家族様からも、「導入して良かった」と好評をいただいています。最初は不安を持つご家族もいらっしゃいましたが、実際ご自身のご両親のケアを受けられた結果やアセスメントシートをご覧になり、他の施設ではあまり導入されていないサービスであることや、ご両親の表情の変化を感じられ、ご満足いただいています。
北本様 施設内での職員の意識も変わりました。定期的に行う委員会があるのですが、そこで利用者様全員のアセスメントをしました。職員の中でも足の爪や浮腫み、乾燥に関心を持つ職員が増えてきました。職員自身が「この方にはケアが必要だ」と主体的に動けるようになり、ご家族に状況説明をして導入するケースもあります。導入当初は5~6名だった利用者様が、今では47名にまで広がり、施設の半数以上がサービスを受けています。
青木様 特に印象的なのは、一人の男性職員が熱心に取り組むようになったことです。足のトラブルに気づいて施術者に伝えるなど、自発的に行動をするようになりました。介護美容が導入される前にその職員がそこまで意識があったかというとそうではありませんでした。導入されるようになってから彼もそこに気づき、施術者と係る中で、職員自身も成長し、施設全体の向上にも繋がっています。
施設内で美容ケアを行うことは、利用者様の「生きがい」を支え、ご家族様の安心感を高めるだけでなく、職員の意識改善や施設全体の質向上にも寄与しています。特養のような環境で足のケアや美容施術を提供することはまだ珍しいですが、こうした取り組みが「人としての楽しみ」を支える大切な役割を果たしていると実感しています。

介護美容を導入しようと思ったきっかけは何ですか?
ご利用者様に施設の中でも「心地よく落ち着ける時間」を提供したいという思いから介護美容を導入しました。施設のケアスタッフでは対応が難しい施術も多く、特に足の爪や肌のケアに困っている方が少なくありませんでした。そうした状況を見て、プロの技術でご利用者様の悩みに応えたいと考えたのが始まりです。導入後、多くのご利用者様が施術を通じて足の状態が改善し、喜ばれる様子を目の当たりにしています。以前は素足を見せることに抵抗を感じていた方も、足湯を体験した際に自ら膝までズボンを上げ、足を見せてくださるようになりました。その方が「こんなにきれいになるなんて」と感動され「これからも続けてほしい」とおっしゃっていただけたのは、とても印象的でした。また、施術を行う部屋をサロンのように飾って雰囲気づくりをしていただいています。アロマの香りによる心地よさが、ご利用者様の気持ちを盛り上げるだけでなく、リラックス効果を高めています。こうした環境づくりも、介護美容の魅力の一つだと感じています。

介護美容を導入されたご感想はいかがですか?
介護美容を導入してから、多くのご利用者様、ご家族様から高い評価をいただいています。施術を受けることで身体だけでなく、心もリラックスできるため、「本当にありがたい」と言われることが増えました。また、施術の様子を見学するために家族が訪れる機会も増え、ご家族との交流が深まるきっかけにもなっています。当施設のご利用者様の中には、爪の形が変形してしまったり、乾燥やトラブルで悩んでいる方が多くいらっしゃいます。そのような方々が定期的なケアを受けることで、少しずつ爪がきれいになり、自信を取り戻される姿をたくさん見てきました。素足を見せることに抵抗があった方が、施術
後に「見て、見て!」と笑顔で話してくれるようになる場面も増えています。施設職員としても、ご利用者様の喜びを直に感じられる瞬間であり、介護美容を導入して本当によかったと実感します。皮膚科での治療とは異なり、日常の中で無理なく行えるケアができる点も、介護美容の大きな魅力だと思います。

介護美容を導入される前と現在とで、
ご利用者様、ご家族様、施設職員様に何か変化はありましたか?
導入前と現在を比べると、ご利用者様、ご家族様、施設職員それぞれに大きな変化が見られました。特に当初は遠慮がちだった新規入居のご利用者様も、施術を受けることで徐々にリラックスしていく姿が見られます。決まったメニューだけではなく、ご要望や体調に合わせて臨機応変に対応していただけるので、ご利用者様の満足感がとても高いです。 アロマオイルやリラックス効果の高い施術は、ご利用者様だけでなく、ご家族様にも喜んでいただいています。施術のリクエストをいただくこともあり、ご家族様が積極的に関わってくださる姿が増えました。また、ご利用者様が施術を受けることで穏やかな表情になったり、体調が整う様子を見て、職員の意識にも変化が生まれました。看護師では対応できなかった爪のケアが行われることで、職員自身が「こんなに喜ばれるケアがあるのか」と気付き、自分たちでできることを積極的に取り入れる意識が芽生えています。介護美容がご利用者様だけでなく、職員間のチームワーク向上にも繋がっていると感じています。 介護美容の導入は、ご利用者様の生活の質を向上させるだけでなく、施設全体の雰囲気を明るくし、職員の意識や働き方にも良い影響を与えると感じています。今後も、ご利用者様の個々のニーズに寄り添いながら、新しいサービスやメニューの導入を検討し、さらに充実したケア


介護美容を導入しようと思ったきっかけは何ですか?
ご利用者様に施設の中でも「心地よく落ち着ける時間」を提供したいという思いから介護美容を導入しました。施設のケアスタッフでは対応が難しい施術も多く、特に足の爪や肌のケアに困っている方が少なくありませんでした。そうした状況を見て、プロの技術でご利用者様の悩みに応えたいと考えたのが始まりです。導入後、多くのご利用者様が施術を通じて足の状態が改善し、喜ばれる様子を目の当たりにしています。以前は素足を見せることに抵抗を感じていた方も、足湯を体験した際に自ら膝までズボンを上げ、足を見せてくださるようになりました。その方が「こんなにきれいになるなんて」と感動され「これからも続けてほしい」とおっしゃっていただけたのは、とても印象的でした。また、施術を行う部屋をサロンのように飾って雰囲気づくりをしていただいています。アロマの香りによる心地よさが、ご利用者様の気持ちを盛り上げるだけでなく、リラックス効果を高めています。こうした環境づくりも、介護美容の魅力の一つだと感じています。

介護美容を導入されたご感想はいかがですか?
介護美容を導入してから、多くのご利用者様、ご家族様から高い評価をいただいています。施術を受けることで身体だけでなく、心もリラックスできるため、「本当にありがたい」と言われることが増えました。また、施術の様子を見学するために家族が訪れる機会も増え、ご家族との交流が深まるきっかけにもなっています。当施設のご利用者様の中には、爪の形が変形してしまったり、乾燥やトラブルで悩んでいる方が多くいらっしゃいます。そのような方々が定期的なケアを受けることで、少しずつ爪がきれいになり、自信を取り戻される姿をたくさん見てきました。素足を見せることに抵抗があった方が、施術後に「見て、見て!」と笑顔で話してくれるようになる場面も増えています。施設職員としても、ご利用者様の喜びを直に感じられる瞬間であり、介護美容を導入して本当によかったと実感します。皮膚科での治療とは異なり、日常の中で無理なく行えるケアができる点も、介護美容の大きな魅力だと思います。

介護美容を導入される前と現在とで、
ご利用者様、ご家族様、施設職員様に何か変化はありましたか?
導入前と現在を比べると、ご利用者様、ご家族様、施設職員それぞれに大きな変化が見られました。特に当初は遠慮がちだった新規入居のご利用者様も、施術を受けることで徐々にリラックスしていく姿が見られます。決まったメニューだけではなく、ご要望や体調に合わせて臨機応変に対応していただけるので、ご利用者様の満足感がとても高いです。 アロマオイルやリラックス効果の高い施術は、ご利用者様だけでなく、ご家族様にも喜んでいただいています。施術のリクエストをいただくこともあり、ご家族様が積極的に関わってくださる姿が増えました。また、ご利用者様が施術を受けることで穏やかな表情になったり、体調が整う様子を見て、職員の意識にも変化が生まれました。看護師では対応できなかった爪のケアが行われることで、職員自身が「こんなに喜ばれるケアがあるのか」と気付き、自分たちでできることを積極的に取り入れる意識が芽生えています。介護美容がご利用者様だけでなく、職員間のチームワーク向上にも繋がっていると感じています。 介護美容の導入は、ご利用者様の生活の質を向上させるだけでなく、施設全体の雰囲気を明るくし、職員の意識や働き方にも良い影響を与えると感じています。今後も、ご利用者様の個々のニーズに寄り添いながら、新しいサービスやメニューの導入を検討し、さらに充実したケア
